カクテルバーに飲みに行くということは少し敷居が高い。ワンショットなので値段が割高に思えて、お財布に余裕がある時ではないと、なかなかカクテルバーに足を運ぶことはできない。そんな時にクラス会を開くことになり、幹事という立場を利用して、普段、なかなか行くことのできないカクテルバーで二次会を設定した。お店の方に予約を入れると、貸切というのは無理だったが、あまり大人数ではないということで席の方は用意をしてくれる運びになった。元クラスメートたちに二次会の案内を伝えるとすでに主婦として生活をしている友人たちは誰もが喜んだ。
普段あまり、出かける機会のない主婦の友人たちはカクテルバーというだけで色めきだっていた。結婚前のデートで利用はしていたが、家庭に入ると遠い世界になるようで、気持ちの中で若いころにタイムスリップできる空間になるのかもしれない。ジントニック、モスコミュール、カンパリソーダ、カルアミルクその頃覚えたカクテルだ。マティーニを始めて飲んだ時は、ものすごい大人になった気がしたものだ。また、カクテルは口当たりがいいために、つい飲みすぎて悪酔いをしたりもした。
カクテルバーには、当時の思い出がいろいろ詰まっている。最近、リバイバルしてるハイボールも当時のカクテルバーで初めて知ったお酒だ。最近はどんなカクテルが流行っているのだろうか。ただ、当時も今も、1杯目に頼むと決めているのはモスコミュールだ齢をとっても好きなカクテルは変わらないものだ。